ペットボトルを使った運動レク

どんな運動?

基本手順(座位・両足つかみ)

  • 参加者が円形に座り、ペットボトル(350–500ml・空)を足でつかんで隣の人へ渡す運動です。
  • 基本は椅子に浅く座り、背すじを伸ばして実施。滑り止め付きの室内靴が安全。
  1. 背もたれに軽くもたれて姿勢を整える(骨盤を立てる)。
  2. かかとを前に出し、つま先を上げる(足首背屈)。
  3. 両足の内くるぶし〜前足部でボトルを軽く挟む。
  4. 体幹を安定させたまま、片足ずつ小さく開閉しながら隣へそっと渡す。
  5. 受け取る人は足で受け、同様に次の人へ。

期待できる効果

筋力・可動性

  • 股関節屈曲・内転、膝伸展、足関節背屈(すねの前側)と足指把持の活性化
  • ふくらはぎ・ハムストリング軽度伸張 → 下肢のこわばり軽減
  • 足指・足底筋の刺激 → つま先の引っかかり予防に役立つ

バランス・歩行

  • ボトルを持ち上げる時に体幹の抗重力筋が働く → 座位バランス向上
  • 足首背屈・足指把持の反復 → 歩行の振り出し踏ん張りの感覚づくり

循環・むくみ

  • ふくらはぎのポンプ作用で下肢の血流・リンパ還流が促進 → むくみ軽減が期待

認知・反応

  • 方向・順番・合図に反応する注意分配・反応抑制のトレーニング
  • デュアルタスク化で認知機能の活性転倒予防要素の強化

社会性・気分

  • 協力・声かけで交流が生まれる/成功体験による自己効力感アップ
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この記事を書いた人

長谷川のアバター 長谷川 管理者

皆さまの健康寿命を楽しく延ばすため全力投球させて頂きます

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