今日の脳トレは、みんな大好きな「オセロ」です♪ テーブルに緑の盤を広げると、「よし、負けないわよ」「お手やわらかにね」と、さっそく楽しい掛け合いが始まりました。

⚫ じっくり考えて、パチッ!
「ここに置いたら何枚返せるかしら」――盤をじっと見つめて、指先で数えながら次の一手を考えます。角を取られて「あらら、やられた!」と笑う方、一気に白を黒に変えて得意顔の方。石をくるっと返すたびに、テーブルに歓声が上がります。
🧠 オセロは「頭の体操」にぴったり
オセロはルールがシンプルなのに、1手ごとにたくさん頭を使うゲームです。楽しく遊んでいるうちに、次のような力を自然に使っています。
- 先を読む力:「ここに置いたら、相手は次にどこに置くかしら」と何手か先を考えることは、計画を立てたり判断したりする前頭葉の働き(実行機能)を使います。
- 覚えておく力:盤面の様子を頭に置きながら次の手を考えるので、少しの間情報を覚えておく「ワーキングメモリ」の練習になります。
- 注意力・判断力:返せる石の数を数えたり、置ける場所を探して見比べたりすることで、注意を向ける力や素早く判断する力を使います。
- 指先の運動:小さな石をつまんで置き、くるっと返す動きは、手指の細かな運動にもなります。
- おしゃべりと笑い:対戦相手とのやりとりや「やられた!」の笑い声。人との交流そのものも、脳へのよい刺激です。
海外の研究でも、ボードゲームと脳の健康との関係が報告されています。フランスで高齢者3,675人を20年間追跡した研究では、ボードゲームを楽しんでいる人は、そうでない人に比べて認知症になる割合が約15%低いという結果でした(Dartiguesほか、BMJ Open、2013年)。また、スコットランドで70歳の約1,000人を79歳まで追跡した研究では、70代にゲームで遊ぶ機会が増えた人ほど、記憶力や考える速さの低下が小さかったと報告されています(Altschul・Deary、The Journals of Gerontology Series B、2019年)。
どちらも「ゲームをすれば必ず認知症を防げる」と証明したものではありませんが、楽しみながら頭と指先を使い、仲間と笑い合う時間は、毎日の暮らしにハリを与えてくれます。デイ平ではこれからも、オセロのように「楽しく続けられる脳トレ」を取り入れていきます。
参考:
・Dartigues JF, et al. Playing board games, cognitive decline and dementia: a French population-based cohort study. BMJ Open. 2013.
・Altschul DM, Deary IJ. Playing Analog Games Is Associated With Reduced Declines in Cognitive Function: A 68-Year Longitudinal Cohort Study. The Journals of Gerontology: Series B. 2019.
🎥 当日の様子
⚪ 勝っても負けても笑顔で
勝負がつくと「もう一回やりましょう」の声。勝った方も負けた方も、お互いの健闘をたたえ合う和やかな時間になりました。次回の対戦も今から楽しみです♪

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